緊急外科的気道確保コース(豚喉頭を使ったウェットラボ)のながれ
1.コース内容の説明
最初にコースの概要を説明します。
座学はオンラインで学ぶなど、コース当日の座学は最低限とし、すぐにスキルステーションやシナリオステーションが始まります。
2.スキルステーション
①メスの使い方
豚の喉頭を使ったウェットラボではメスを使用します。実習の前に流れの確認と、メスの使い方などを再確認し、受講生がケガをしないよう十分注意しています。
②豚喉頭を使った外科的気道確保
コースのメインである豚の喉頭を使った外科的気道確保の実習の様子です。ウェットラボは受講生2人につき一人のインストラクターが担当します。
③気道エコー実習
スタッフにモデルとなってもらい実際に頸部にエコーを当てて見え方などを学びます。
3.シナリオステーション
患者シミュレーターを使ってケーススタディを行います。
班ごとにCICVシチュエーションでのテクニカル・スキルとノンテクニカル・スキルの確認をします。
特に気道確保が困難な症例で、いつ・どのような状況で緊急外科的気道確保を行うのかを学びます。
4.残り時間〜復習〜

実習で使用する豚の喉頭や皮膚は数にある程度の余裕があります。コース終了時には復習の時間を設けていますので、外科的気道確保の復習や気道エコーを含めすべてのステーションで、復習やスキルの確認ができます。
復習の時間にもインストラクターはついていますので、わからなかった点などを確認することができます。